勃起→射精まで絶対維持したい!「勃起維持」に必要なのは何?

男性にとって、勃起を維持し射精まで保つのはとても重要なことですよね。

気持ちの面ではそれを望んでいるのに、どうしても途中で力が抜けるように勃起が弱まっていく―。
このことに不安や焦りを感じる男性は少なくないといいます。

赤ちゃんを望んでいるのであればなおさら不安ですよね。

ここでは勃起を維持するために体の中ではどのようなプロセスがあるのかを知り、その上で維持に必要な要素をまとめていきたいと思います。

勃起維持のプロセスとは?

ここでは「勃起維持」の部分にのみ着目します。
勃起そのもののプロセスを詳しく知りたい方は以下の記事を参考にして下さい↓

勃起を簡単に言えば、視覚・聴覚などから性的なものをキャッチし、それが大脳に伝わり性的興奮が発生
その興奮が中枢神経を通って、陰茎部(ペニス)に伝わります。
その結果、体は「一酸化窒素」を分泌し、その刺激で血管拡張の役割を担う「サイクリックGMP」という物質を陰茎内に増やしていきます。
結果、陰茎内の主要動脈(陰茎深動脈・螺行動脈)が血管拡張を起こします。
次いで、血液が動脈を通じて陰茎内に充満。
ペニスを構成している海綿体はスポンジのような存在で、充満する血液をとどめていきます。

ここまでが勃起の流れです。

充満した血液が出て行く道順として、「静脈」があるのですが、勃起で集まった動脈血はパンパンに膨れて、静脈を圧迫します。
結果、静脈が潰れて一時的にうっ血した状態になります。
勃起を維持するメカニズム
これの持続がすなわち「勃起の持続」になります。

しかし、陰茎内には筋肉を緩めて動脈拡張を促す「サイクリックGMP」とは真逆の働きをする「PDE5(ホスホジエステラーゼ)」という酵素も存在します。

射精後にはサイクリックGMPはPDE5に分解されていきます。
結果、血液が多量に流れ込んでいた動脈血が収縮し、静脈血を通って心臓へと戻る経路を辿ります。

勃起不全(ED)治療薬として有名な「バイアグラ」はこのPDE5の働きを抑制します。
そのため勃起を射精まで維持しやすくなります。
勃起終了のメカニズム

勃起維持に必要なのは「一酸化窒素」の産生をふやすこと

勃起の際には陰茎内に血液をたくさん集める必要があります。

しかし常日頃から陰茎が硬く勃起した状態だと、日常生活に不便があります。
そのため、陰茎は必要な時にだけ血液が集まり、不要になったら血液量が減って収納しやすくなるという、なんとも合理的なメカニズムを持っています。

この「ON/OFF」の切り替えに重要なのが「一酸化窒素」なのです。
一酸化窒素が体内で増えた結果、「サイクリックGMP」が発生します。
サイクリックGMPは陰茎の筋肉を緩め、動脈管の拡張を促します。
結果、陰茎内に血液が集まり勃起が起こります。

しばらくすると、サイクリックGMPはPDE5(ホスホジエステラーゼ)という酵素によって分解が始まります。
サイクリックGMPが維持できなければ、陰茎内の血流は次第に静脈を通って陰茎外に出て行ってしまいます。

これが勃起の終了です。
通常、PDE5が優位となるのは射精後は望ましいのですが、それが叶わない場合には勃起不全(ED)となります。

と、ここまでは前述したとおりですね。

結果、サイクリックGMPをいかに長い間維持できるかが重要であり、そのサイクリックGMPを増やすきっかけとなる「一酸化窒素」の産生が欠かせないのです。

一酸化窒素を増やすのがシトルリン&アルギニン

勃起維持に欠かせない一酸化窒素ですが、この一酸化窒素の産生に効果的なのが「シトルリンとアルギニン」です。
これらはアミノ酸の一種で、一酸化窒素を合成するのに効果があります。

シトルリンかアルギニンかで悩まれる方も多いですが、どちらも一酸化窒素を作り出すのに効果的です。
ただし、経口で摂取したアルギニンの場合、吸収率は40%程度で決して高くはありません。

その点、シトルリンは体内でアルギニンに変換され、それから一酸化窒素を合成するため、より多くの一酸化窒素を生み出しやすいと考えられています。
一酸化窒素サイクル

勃起を改善するために、シトルリンかアルギニンかを迷った場合には、両方が含まれているものをセレクトすることをオススメします。
両方を同時に摂取した場合、一酸化窒素量が1.5倍になるという製薬メーカーのデータがあります。

シトルリン&アルギニンの活用はマイルドなED改善です

スイカから発見されたシトルリン。
大豆製品や肉類に多く含まれるアルギニン。

どちらも食品由来で、マイルドな効果を期待する方がベターです。

シトルリンとアルギニンは、陰茎のみならず全身の血流改善に役立ちます。
勃起改善だけではなく、心臓への負担を減らしたり(血圧低下)、筋肉痛を緩和する(スポーツの前に摂取することによって)などの効果もあります。

飲んですぐに効果を期待するというよりは、継続的に摂取して一酸化窒素回路(Noサイクル)を活性化させておくことにより勃起しやすい環境を作るというものになります。

重度のEDの場合(勃起が全く起こらない)や、心因性ED(性的興奮が起こらない、不安・焦りが強い)の場合には、シトルリンやアルギニンの服用だけでは力不足です。

上記の場合には専門医に相談の上、バイアグラなどの勃起不全治療薬の服用を検討することをおすすめします。

SNSでもご購読できます。