精子の成分とは?元気な精子を作るために知っておきたい大切なこと

普段何気なく目にしている精子。
正確には精子は肉眼で確認できないので、見ているのは「精液」ですが。

子供が欲しいと望んだ時、その精子が一体どんな成分でできているのか気になる方は多いのではないでしょうか?

ここでは精子について基本的な部分をまとめていきたいと思います。

精子を構成する成分とは

精子を形成する成分はアルギニン、亜鉛、核酸、そして基本となるタンパク質です。

精子は大きく分けて、頭部・中片部・尾部と3つの部位に分けられます↓

精子の構造

頭部にたっぷりと詰め込まれているのは遺伝情報を乗せた「核DNA」。
頭部先端にはタンパク質分解酵素である「アクロソーム」があります。
この部分が卵子のタンパク成分を溶かし、卵子の中に入りこむために重要な働きをします。

そして、中片部にはミトコンドリアがあります。
ミトコンドリアの働きは尾部に続く鞭毛をしっかりと動かすためのエネルギー発生装置の役割です。

このエネルギーをもらって、鞭毛が活発に働き精子は卵子に向かって泳ぎます。

これら全てが揃い、機能するものを「正常精子」と呼びます。

妊娠を成立させるのはこの「正常精子」です。
それ以外の精子は射精されても、生殖能力を持ちません。

この正常精子を増やすことが妊娠への近道と言えます。

正常精子は元々少なく、さらに減少の一途

実際、正常な男性の精子において、正常精子の割合はわずか20%です。
残りの80%は形態以上により、生殖能力がありません。

精子の奇形
(引用:健康新聞デジタルニュースより)

フランスの大規模調査(26,609人対象)においては、この17年間で正常精子率は33.4%も低下しています。
精子は周囲の環境による影響を受けやすい特徴があります。

精子を作るうえで適切な温度は34度台後半~35度程度。
体温よりも2度ほど低い温度が最も適しているわけですが、これが体温と同じ36.5になると精巣では精子がほとんど作られなくなるといわれています。

このように、私達からしたらほんのちょっとの変化でも、精巣および精子にとっては死活問題となることが多いのです。
逆に言えば、わずかの工夫で精子を活性化できるチャンスがあるとも言えます。

精子の元気は必要な栄養素の補充と温度管理がカギ

上記した栄養素(アルギニン、亜鉛、核酸)は精子を構成する成分でもありますが、これらを積極的に摂取することで、精子の運動率を高めたり、精子量を増やすなどの効果もあるとされています。

亜鉛は精液の中に9.5mg/dlと多く含まれ、精子が活発に動くためのサポートをしています。
精子にも精液にも含まれる亜鉛は別名「セックスミネラル」と呼ばれるほど、生殖に必要な成分です。

このように精子を構成する成分、そして精液を構成する成分を積極的に補給することが正常精子を増やすカギになるという考え方が最近のトレンドです。

精子は外的影響を受けやすいというのは先ほどお話したとおりです。

栄養、温度、そして生活スタイルなど様々な要素が精子の量と質を左右しています。
精子構成を知ることは、これら要素がどう精子影響をするかを理解するために重要だと言えます。

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